【１ccは何グラム？】料理に役立つ体積と質量【換算早見表つき】

主な調味料や食材「cc」⇒「グラム」に換算

これらは一例です。

1ccは水の場合で約1グラムと見なされますが、他の材料では重さが異なることがあって、なかなかわかりにくいですよね。

もっと他に知りたいものがある方は、よろしければ早見表をご覧ください。

料理のレシピでは、材料の量がグラム（g）またはミリリットル（ml）で表示されることがよくありますが、古いレシピでは「cc」という単位も見かけることがあります。

この記事では、料理の際に知っておくと便利な体積と質量の知識、およびその変換法について解説します。

体積と質量の単位とその違い

「cc」は立方センチメートルを意味し、主に体積を表す単位として用います。

ただし、現在ではこの単位はあまり一般的ではなく、ミリリットル（ml）がよく使われます。

一方、「g」は重さを示す質量の単位です。以下のように換算されます。

1,000cc = 1リットル = 1,000ml
1,000g = 1キログラム

こちらの記事では、ccとmlの違いについても解説しています。

「cc」と「g」は異なる概念のためそれぞれ重さは異なることが多いのですが、ccとmlの場合は同じ重さです。

にもかかわらず、どうして表記が違うのでしょうか？そのあたりも詳しく説明していますので、ぜひご覧ください。

多くの場合、1ccは水で約1グラムと見なされますが、他の材料では重さが異なることがあります。

例えば

「cc」と「g」は異なる概念です。

体積と質量は同じ値とは限りませんが、水の場合は特例として、1ccがほぼ1gと等しくなります。

水の密度は温度によって変化し、例えば25℃での水の密度は約0.997 g/cm³です。

調味料や食材の量を計る際、小さじや大さじ、カップを用いることが一般的です。

これらの体積を質量に換算すると以下のようになります（例：砂糖、塩、酢など）。

小さじ1杯（5cc）：砂糖は約4g、塩は約6g、酢は約5g
大さじ1杯（15cc）：砂糖は約12g、塩は約18g、酢は約15g
1カップ（200cc）：砂糖は約180g、塩は約240g、酢は約200g

料理をする際、レシピによっては体積（ccやml）で量られることがありますが、家庭に計量器具がない場合も多いですね。

以下の表は、よく使われる調味料や一般的な食材の小さじ、大さじ、カップ単位での重さをまとめたものです。

これにより、計量器がない状態でも分量を測定する手助けとなります。

調味料・食材	小さじ（5cc）	大さじ（15cc）	1カップ（200cc）
砂糖（上白糖）	3g	9g	130g
砂糖（グラニュー糖）	4g	12g	180g
塩（精製塩）	6g	18g	240g
酢	5g	15g	200g
しょうゆ	6g	18g	230g
みそ	6g	18g	230g
水	5g	15g	200g
牛乳	5g	15g	210g
トマトケチャップ	6g	18g	240g
めんつゆ（ストレート）	6g	18g	230g
めんつゆ（3倍濃縮）	7g	21g	240g
小麦粉（薄力粉）	3g	9g	110g
パン粉	1g	3g	40g
中濃ソース	6g	18g	240g
ウスターソース	5g	15g	200g